制限の2倍強、52・1トンで走行の重量超過トレーラーを三重県警に告発

制限の2倍強、52・1トンで走行の重量超過トレーラーを三重県警に告発

NEXCO中日本と日本高速道路保有・債務返済機構

中日本高速道路(NEXCO中日本)名古屋支社と日本高速道路保有・債務返済機構は8月7日、車両制限令で定められた一般的制限を大きく超える総重量のトレーラーを運転していたドライバーと事業者を道路法違反の疑いで三重県警高速道路交通機動隊に刑事告発したと発表した。

NEXCO中日本と同機構によると、事案は今年4月16日、伊勢道の久居IC(三重)で発覚した。関西興業が運行させていたトレーラーの車両総重量の実測値が、車両制限令で定められた一般的制限値25トンの2倍超に相当する52・1トンに達していた。車両の長さも17メートルと、一般的制限値(12メートル)を5メートルオーバーしていた。

国土交通省が15年1月、車両総重量が基準の2倍を上回る重量超過の違反者は即時告発する方針を示したことを受け、NEXCO中日本と同機構は高速道で悪質な重量超過の取り締まりを強化している。


大幅な重量超過が発覚した際の状況(NEXCO中日本などプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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