ロック中の画面タップ数などモニタリング
兼松は2月9日、運送会社やタクシー会社など、業務で車両を使用する法人を主な対象に、運転中のスマートフォン操作を自動的に制限する安全運転支援アプリ「KG monap」(ケージー・モナップ)の提供を始めたと発表した。
「ながら運転」による事故やヒヤリ・ハットの未然防止を推進し、企業の安全管理体制の強化を支援する。サービスはAndroid 10以降の端末に対応している。
26年4月に自転車の交通違反に対する罰則が強化されるのを考慮し、自転車利用時の活用や、製造業・物流業をはじめとした工場・倉庫内における歩行中の歩きスマホ抑止に向けた展開も視野に入れている。
警視庁の統計によると、運転中のスマホ注視など、携帯電話の使用などに起因する交通事故は年々増加傾向にあり、2024年中の死亡・重傷事故は136件で20年の66件から2倍以上に達した。
運転中に携帯電話などを使用していた場合の死亡事故率は、使用なしと比較して約4倍と、高い危険性が指摘されている。
こうした状況を踏まえ、KG monapはドライバーの判断に委ねることなく、運転中のスマホ操作を「仕組み」で制御できるようにした。
管理画面で各車の利用状況(ロック中の画面タップ回数、急制動・発信の回数など)をモニタリングできる点や、企業ごとの安全ポリシーに合わせた柔軟な運用が可能である点が特徴。ドライバーの運転行動の傾向を把握し、スコアリングやフィードバックを通じて個々の安全意識の向上を促すこともできるようにしている。

管理画面のダッシュボード。ロックされた回数などの状況をモニタリングできる
(藤原秀行)※兼松提供












