大阪、神戸の両港中間に位置、関西広範囲カバー可能に
センコーは8月20日、兵庫県尼崎市で新たな物流拠点「尼崎PDセンター」を2020年2月に開設すると発表した。日鉄興和不動産が開発するBTS型物流施設「LOGIFRONT尼崎」に入居する。
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延べ床面積は4万3958平方メートルで、大阪市中心部から8キロメートル圏内にあり、阪神高速の尼崎西ICから約3キロメートル、名神道の尼崎ICから約2キロメートルに位置。関西を広範囲にカバーできるほか、大阪港と神戸港の中間エリアに位置している点も強みとなる。周辺は住宅地のため、労働力確保の面でも優位性があるとみている。
接車88台分の両面トラックバースや10台分のドックレベラー、6台の垂直搬送機などを導入。荷主の多様なニーズに応えられるよう配慮する。浸水エリア外にあるため、BCP(事業継続計画)の要望にも応えられると期待している。
「尼崎PDセンター」の完成イメージ(センコープレスリリースより引用)
(藤原秀行)