エリア最大規模のプロジェクト最終、27年5月末竣工見込む
アジアを中心に産業用不動産開発を手掛けるUIBホールディングス傘下のユニファイド・インダストリアル(東京都港区六本木)は4月2日、滋賀県湖南市で京滋エリア最大級の物流施設開発計画「UIB湖南プロジェクト」の最終3期目として、延床面積が約4.8万㎡で2棟構成のマルチテナント型物流施設「UIB湖南ロジスティクスセンターⅢ」の工事を本格的に始めたと発表した。
同プロジェクトは総延床約30万㎡を計画しており、既に竣工済みの「UIB湖南ロジスティクスセンターⅠ・Ⅱ」は日本通運やヤマト運輸などが入居済み。
「UIB湖南ロジスティクスセンターⅢ」は2027年5月末の完成を目指している。

「UIB湖南プロジェクト」の全景。手前の2棟がUIB 湖南ロジスティクスセンターⅢで左がA棟、右がB棟(予想図)
「UIB湖南プロジェクト」は、滋賀県湖南市石部緑台地区および石部緑台西部地区の地区計画決定により、物流施設などの産業基盤として土地活用の幅が広がったエリアに展開している。
滋賀県内における賃貸型物流施設の総延床面積に占める「UIB湖南プロジェクト」の割合は約50%に達する見通しという。

UIB湖南ロジスティクスセンターⅢ

UIB湖南ロジスティクスセンターⅢA棟

UIB湖南ロジスティクスセンターⅢB棟
「UIB湖南ロジスティクスセンターⅠ」は地上4階建てのスロープ型で、1階と3階は接車に対応。「UIB湖南ロジスティクスセンターⅡ」は同じく地上4階建てのダブルランプ型として各階接車を可能にしている。
「UIB湖南ロジスティクスセンターⅢ」は1階のみの接車で地上2階建てのBOX型を予定している。名神高速道路の栗東湖南ICから約2.1km、栗東ICから約5.0km。
大阪市内へ約60分、名古屋市内へ約100分で到達可能。国道1号栗東水口道路を通じて高い交通利便性を確保できているとみている。
「UIB 湖南ロジスティクスセンターⅢ」のA棟は約3万4000㎡、B棟は約1万4000㎡を計画。このうちA棟は3テナント、B棟は2テナントの分割利用に対応する。専用施設としても展開可能。
荷物の積み降ろしを行うバースの間口スパンは11.6mを確保し 10t車3台の同時接車が可能。バースの奥行きは14.5mで10tロング車の接車に対応できるようにする。
有効梁下高さは6.0mを持たせ、高積み保管にも対応できる効率的な保管空間を確保する。1階床荷重は2.5t/㎡、2階は1.5t/㎡で幅広い保管・物流ニーズにをカバーする。
キュービクル型高圧受電設備を設置し、自動化機器の導入を後押し。パレット2枚の同時搬送が可能な垂直搬送機を備えるほか、ダブル連結トラックの運用に対応した大庇を設ける(A棟のみ) 。
簡易空調や大型シーリングファンを導入。24時間荷物の積み降ろしが可能でドライバーの待機時間短縮に寄与できると見込む
■概要
施設名 UIB湖南ロジスティクスセンターⅢ
所在地 滋賀県湖南市石部緑台1丁目2287-13 他
敷地面積 約54,000㎡
延床面積 合計:約48,000㎡(A棟:約34,000㎡ / B棟:約14,000㎡)
構造 鉄骨造 地上2階建て、耐震構造
トラック待機場 10tトラック76台、40ftトレーラー10台
着工日 2026年3月27日
竣工日 2027年5月末日
認証取得予定 CASBEE Aランク、BELS ☆☆☆☆☆☆、ZEB Ready
(藤原秀行)※いずれもユニファイド・インダストリアル提供












