ギークプラス、国内3カ所目の自動化設備活用したフルフィルメントサービス拠点を茨城・古河に開設

ギークプラス、国内3カ所目の自動化設備活用したフルフィルメントサービス拠点を茨城・古河に開設

2700坪にロボット150台配備

ギークプラスは3月31日、茨城県古河市のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク古河4」内に、自動化設備を活用したフルフィルメントサービス拠点「古河LaaSセンター」を開設、2025年11月に本格稼働を開始したと発表した。


(ギークプラス提供)



本拠点は、相模原LaaSセンター(神奈川県相模原市)、常総LaaSセンター(茨城県常総市)に続く国内3拠点目のLaaSセンター。圏央道の境古河ICから約4.5km、五霞ICから約6.4kmに位置している。

複数拠点のネットワーク化により、フルフィルメント事業の提供体制強化を図る。

「古河LaaSセンター」は延床面積約2700坪のスペースに、150台のギークプラス製自動搬送ロボット「EVE」、20基のワーキングステーション(ピッキング作業場所)、2130棚の保管キャパシティーを備えている。

既存の2拠点と連携し、複数の倉庫をネットワーク化した「クラウドウェアハウス」として展開する。荷量の変動に応じた柔軟なキャパシティー活用や、分散型の物流体制の構築が可能になると想定。

さらに、自社でロボットを購入・所有することなく、最先端の自動化設備をサービスとして利用できる環境を提供することで、あらゆる規模の事業者様が高度な物流環境を活用できる体制を整える。

新拠点はギークプラスが自社で開発したサプライチェーン上のデータ活用クラウド「skylaa」(スカイラー)を活用し、複数拠点間の在庫・作業データをリアルタイムに可視化する。需要予測に基づいた拠点間の柔軟かつ最適な在庫配置を実現し、効率的なSCMを支援する。



本拠点では、ギークプラス製のAGV「EVE」シリーズを導入し、最新モデルから安定稼働の実績が豊富な従来モデルまで、2017~24年にかけて展開してきた複数世代のロボットを組み合わせて運用している。

新旧モデルのハイブリッド運用により、ハードウェアの耐用性と信頼性を最大限に引き出すオペレーションを構築し、長期にわたる安定稼働を実現できていると強調。新拠点では実際の物流現場に極めて近い運用環境を確認することを可能にしており、導入後の活用イメージをより具体的に把握できるよう配慮している。

(藤原秀行)

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