20年4月稼働予定、一部エリアは他社が賃借
大和物流は8月28日、滋賀県竜王町で新たな物流拠点「(仮称)滋賀竜王物流センター」を開発する計画を公表した。
地上3階建て(倉庫は2層)、延べ床面積は1万5909平方メートルを計画。今月1日に着工しており、完成は2020年3月末、稼働は同4月をそれぞれ予定している。
新センターの外観(大和物流提供)
名神道の竜王ICから約500メートルと近接。関西や中部、北陸をカバーする広域配送拠点として活用できると見込む。
トラックバース直結の貨物用エレベーターを導入するほか、奥行き10メートルのひさしも設置して雨天でも荷役をスムーズに展開できるようにするなど、作業の効率性向上に配慮する。
完成後は倉庫部分と事務所部分の一部の計約7400平方メートルを物流会社へ貸し出し、それ以外のエリアは大和物流が滋賀県と京都府の製造業・サプライヤー向けに調達・販売物流を手掛けるセンターとして運営する。
(藤原秀行)