倉庫マッチングのsoucoが展望できる特製資料「カオスマップ」公開スタート
倉庫の空きスペースと保管を希望する荷物のマッチングを手掛けるsouco(東京)はこのほど、日本を含む世界で物流関連分野の変革に携わる主要スタートアップ企業500社を網羅した特製資料「カオスマップ」の公開を始めた。同社の特設サイトでダウンロードが可能。
注目度が急上昇しているドローンやAGV(無人搬送機)から、ブロックチェーンや自動運転などの先端技術、そして日々の物流を支えるトラック輸送に至るまで、25の多様なカテゴリーごとに企業を分類。一目でそれぞれのカテゴリーにどのような企業が存在しているのか、変化の早いスタートアップ企業の動向がおおよその状況がつかめるよう配慮されている。
日本からは20社がノミネート。“オンデマンド倉庫”からパワードスーツ、軽貨物と運び手のマッチング、配送効率化支援、買い物代行など、そのバラエティーに富んだ事業内容からも、さまざまな切り口から物流を変えようとする動きが盛んになっていることがうかがえる。海外でも米国から英国、ドイツ、フランス、中国、インド、イスラエルなど約40カ国・地域に及んでいる。
soucoはカオスマップを作製した理由として「当社自身もスタートアップ企業であり、業界全体を盛り上げていきたいと感じた」と説明。スタートアップ企業との連携を検討している企業をサポートするなど、ビジネスにも生かしてほしいと切望している。今後、定期的に内容を更新していく考えだ。
(藤原秀行)
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