輸送サービスユーザーに温室効果ガス排出削減の価値提供、脱炭素支援拡大
郵船ロジスティクスグループ全体のグローバル経営戦略を担う郵船ロジスティクスグローバルマネジメントは9月25日、フィンランドの航空大手フィンエアーと、環境負荷の低い航空燃料SAFの利用に関する契約を締結したと発表した。
フィンエアーは航空輸送の脱炭素化に向け、SAFの利用促進などを通じて温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいる。
両社は今回の契約を通じて、航空貨物輸送からの温室効果ガス排出量削減を図るとともに、SAF需要の創出に共同で取り組む。

契約を締結した両社関係者。左から4人目が郵船ロジスティクスグローバルマネジメントAir Freight Forwarding Groupの副グループ長・Kevin Chia氏、同5人目がフィンエアーカーゴSenior Vice PresidentのGabriela Hiitola氏(プレスリリースより引用)
今回の契約はフィンエアーの日本地区総代理店を務めるウエスタン・アソシエイツの協力を得て締結にこぎ着けた。
郵船ロジスティクスグループは2025年5月、輸送時にSAFやバイオ燃料を使うことで作り出した、温室効果ガス排出削減の環境価値をユーザーに提供し、Scope3の排出量を削減したとみなせるようにして脱炭素を後押しするサービス「Alternative Fuel」の提供をスタート。航空、海上、陸上の3種類の輸送モードに対応している。
フィンエアーと契約を締結したことで、郵船ロジスティクスはフィンエアーがSAFを使用して創出した環境価値を取得し、「Alternative Fuel」のユーザーにより幅広い輸送ネットワークを活用した環境価値を割り当てられるようになったと想定している。
割り当てまでの一連のプロセスは、第三者認証機関の検証を受けており、信頼性と透明性を確保した排出量削減証明書も提供する。
(藤原秀行)










