納品手続き迅速化図る
SGホールディングスグループで百貨店・大規模小売店向けの納品代行や店内配送を展開するワールドサプライは10月21日、AI顔認証技術を活用した入退館管理システム「スマイルパスゲート」のの販売を開始したと発表した。
10月からワールドサプライ取引先の大型商業施設が初めて導入する。
納品受付業務の効率化と、入退館管理の高度化によるセキュリティ強化の両立を目指し、ワールドサプライとナブラワークスが共同開発した。


「スマイルパスゲート」の実機。高精度な顔認証技術でドライバーの納品受付を効率化する
商業施設の納品受付は、地下搬入口など、照明が十分に確保されていない人や車両の出入りが集中する環境で行われることが多く、紙台帳への記帳やICカードの手渡しによる管理が主流となっているため、本人確認の確実性や、受付の混雑に伴うドライバーの待機時間など、セキュリティと業務効率の両面で課題を抱えている。
ワールドサプライは、商業施設での館内配送などを担うFLS(Facility Logistics Support、施設後方支援)事業の一環として、ナブラワークスのAI顔認証技術を活用した無人納品受付システムの開発にこぎ着けた。
初回に顔写真と識別情報を登録することで、以降は手書きで台帳に記帳することなく、顔認証によるICカードの貸出・返却手続きが可能になる。施設の省人化とセキュリティ強化、ドライバーの負担軽減を図り、「物流2024年問題」への対応にもつなげる。
■「スマイルパスゲート」の機能概要


| 特長 |
① 暗所・混雑・マスク着用時にも高精度に識別可能なAI顔認証技術 ② 手書きの記帳不要 顔認証結果でICカードを自動貸出 ③ 受付情報のデジタル化によるセキュリティ強化と履歴管理 |
| 導入にかかる期間(目安) | 約1カ月~1.5カ月(情勢や生産状況により前後する場合がある) |
| 月額料金 | 180,000円/台~(個別見積り) |
(藤原秀行)






