東京建物、新たに横浜で物流施設用地取得、東京・あきる野や千葉・習志野でも確保

東京建物、新たに横浜で物流施設用地取得、東京・あきる野や千葉・習志野でも確保

自社ブランドは「T-LOGI」に決定

東京建物は10月7日、自社開発の物流施設のブランドを「T-LOGI(ティーロジ)」に決めたと発表した。

同社は新ブランドについて「企業理念『信頼(Trust)を未来へ』に基づき『安全・安心・快適』な先進的物流施設をお客さまにご提供する。荷物だけでなく、そこに込められたお客さまの“想い”も『運ぶ(Transport)』ことができる」などと背景を説明している。


ブランドのロゴマーク(東京建物プレスリリースより引用)※クリックで拡大

同社は併せて、横浜市で開発の事業用地を取得。東京都あきる野市や千葉県習志野市でも確保したと公表した。横浜市の用地は約8110平方メートルで、東名道の横浜青葉ICから約3・0キロメートル、第三京浜の港北ICから約4・6キロメートル。新たに開発する物流施設は地上4階建て、延べ床面積は約1万5000平方メートルを見込む。開業は2022年春ごろを想定している。

一方、あきる野の用地は圏央道の日の出ICから約2・5キロメートルで、敷地面積は2万8216平方メートル。地元の区画整理事業に参画する。習志野の用地は東関道の谷津船橋ICから約2・9キロメートルで、敷地面積は1万4008平方メートル。同市が実施した市有地一般競争入札で落札した。いずれも取得価額は開示していない。

第1号案件の「T-LOGI久喜」(埼玉県久喜市)は2020年6月の完成に向けて工事を進めているほか、第2号案件の神奈川県綾瀬市でも開発予定地で既存物件の解体工事に着手した。


「T-LOGI久喜」の完成イメージ(東京建物提供)

(藤原秀行)

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