過去最多の18社応募、11月25日に表彰
日本物流団体連合会(物流連)は10月31日、令和元年度(2019年度)のモーダルシフト取り組み優良事業者の受賞者を発表した。
今回は過去最多の18社から応募があった。最優良事業者賞(大賞)はキユーソー流通システムとキユーソーティス、全国通運の3社による「食品(常温)の鉄道輸送へのモーダルシフト」を選定した。
東京~佐賀間で常温の食品をトラックから鉄道貨物による輸送へ変更、往復の実車率は96・3%まで高め、トラックドライバーの運転時間も年間1500時間以上を削減したことを評価した。11月25日に東京都内で表彰式を実施する。
他の優良事業者は以下の通り。
【実行部門】
「幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%超を達成」
山九、日本通運、日本石油輸送、フェリックス物流、マリネックス西日本
【改善部門】
「幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%を超えるとともに、前年度を1%以上上回る実績を達成
センコー
【有効活用部門】
「モーダルシフトの実施により、効果的な輸送を実現」
山九、城嶋運輸、住理工ロジテック&マリネックス西日本、センコー、東京納品代行&アクロストランスポート、日本梱包運輸倉庫、ランテック
【新規開拓部門】
「新規モーダルシフト案件の実現とその継続」
日陸、日本通運、濃飛倉庫運輸、日立物流
(藤原秀行)
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