20年9月期の営業利益は16億円引き下げ、食品販売が伸びず
横浜冷凍(ヨコレイ)は11月14日、2018年9月期から3年間を対象とする現行の第6次中期経営計画の収益目標を下方修正したと発表した。
20年9月期に関し、連結売上高は従来の1600億円から1430億円、営業利益は70億円から54億円、経常利益は70億円から60億円、純利益は45億円から39億円にそれぞれ引き下げた。
19年9月期の実績はそれぞれ1399億円、47億円、49億円、33億円だった。成長のペースが旧来の見込みより鈍化する。
同社は下方修正の理由として、冷蔵倉庫事業が順調に伸びた一方、食品販売事業は国内で夏場以降に荷動きが停滞したり、国内主要漁港の水揚げ量が不振だっりしたことなどが響いた。
同社は「中期経営計画で掲げた方針・基本戦略などの変更はない」と説明している。
(藤原秀行)