埼玉・加須で農地転用し実現、電子部品物流のゲートウエーに
シービーアールイー(CBRE)は11月15日、アルプス物流が首都圏で進めてきた物流施設の開発プロジェクトをサポートし、完了したと発表した。
埼玉県内の物流機能を、2018年5月に同県加須市で開設した「加須営業所」(地上5階建て、延べ床面積約5000坪)に集約。その際、CBREは2017年にアルプス物流とアドバイザリー業務を受託し、農地転用による開発を進める上でアドバイスしたほか、実際の用地の売買仲介などを担当した。同施設はアルプス物流の首都圏における北部のゲートウエーとしての機能を担っている。
CBRアドバイザリー&トランザクションサービス インダストリアル営業本部 シニアコンサルタントの松原裕隆氏は「当プロジェクトでは電子部品を扱う専門性から、土地を購入し、独自仕様の自社倉庫を建てたいとの要望があったため、当社から幅広い土地情報の提供や土地のコストを抑えた倉庫開発の提案を行い、クライアントのビジネス戦略に沿った最適なソリューションを提供することができた」と成果を強調している。
新拠点の作業風景(CBREプレスリリースより引用)
(藤原秀行)