パナソニック、滋賀・草津の拠点に水素ステーション開設し燃料電池フォークリフト運用開始

パナソニック、滋賀・草津の拠点に水素ステーション開設し燃料電池フォークリフト運用開始

1日に2台分相当製造、3分でフル充填

パナソニックは11月18日、滋賀県草津市のパナソニック アプライアンス社草津拠点内に水素ステーション「H2 Kusatsu Farm」を開設したと発表した。

同ステーションから水素を供給し、拠点構内で燃料電池フォークリフトの運用をスタートした。天候に左右されず安定して水素を供給できるのが特徴で、1日に燃料電池フォークリフト約2台分相当の水素を製造する能力を有し、約3分でフル充填。長時間の充電が必要なバッテリー式フォークリフトに比べ、時間を効率的に活用、稼働できるメリットがある。

同社は運用を通じて得られた知見を燃料電池の性能向上に反映させていきたい考え。


水素ステーション「H2 Kusatsu Farm」の外観(パナソニックプレスリリースより引用)
(藤原秀行)

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