【独自取材】ギークプラス日本法人・佐藤社長、無人自動フォークは20年に日本でデモ実施目指す

【独自取材】ギークプラス日本法人・佐藤社長、無人自動フォークは20年に日本でデモ実施目指す

物流ロボットと連携し庫内作業省人化拡大を構想

中国の新興ロボットメーカー、Geek+(ギークプラス)日本法人の佐藤智裕社長は11月28日、埼玉県蓮田市の佐川グローバルロジスティクス蓮田営業所で開かれたEC事業者向け「ECプラットフォームセンター」内覧会の際、ロジビズ・オンラインの取材に応じた。

佐藤社長は中核商品のAI(人工知能)を活用した自動搬送ロボット「EVE」について、日本で着実に販売実績を重ねており、リピーターも相次いでいると成果を強調。今後も引き続き需要が見込めると拡販に強い意欲を示した。

また、EVEに続く主要商品に育てようとかねて日本市場への投入を目指してきた無人の自動フォークリフトについて、2020年の年明け以降、なるべく早期に日本国内で実際のデモンストレーションを行い、性能をアピールしたいとの構想を明らかにした。


佐藤社長(今年8月撮影)

EVEはECプラットフォームセンターでも32台導入されており、今年12月のセンター稼働開始以降、EC事業者が共有してピッキング作業の省人化につなげられるようにする予定。

佐藤社長は以前のロジビズ・オンラインインタビューに対し、日本の販売実績が受注分を含めて約1000台に上ると説明していたが、「その後も順調に台数は増え続けている。特にご利用いただいているお客さまから再度、追加で利用したいとの申し出をいただくことが多く、当社のロボットが評価されているといってもよいのではないか」と前向きな見方を表明した。

販売が好調のため、東京の営業体制を強化する必要性を指摘するとともに、営業力強化と顧客対応拡充のため、大阪にも新たにオフィスを構えたいとの要望を明かした。

また、中国で取り扱っている無人の自動フォークリフトについて「日本のお客さまにもぜひご覧いただきたい」と語り、20年中のデモンストレーション実現を目指していることを説明した。併せて、同社長の考えとして、EVEなどのロボットやマテハン機器と連携して作業できるようにし、入出荷から庫内作業まで一貫した省人化を果たせるようにする構想を披露。「商品を棚から降ろしてピッキング、出荷までを自動化できればお客さまにとっても非常にメリットは大きい。新たなソリューションとして提供できるようにしたい」との意気込みを述べた。


棚を持ち上げてピッキング担当者の元に搬送する「EVE」
(藤原秀行)

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