Jリートの産業ファンド、岐阜と広島の物流施設を取得へ

Jリートの産業ファンド、岐阜と広島の物流施設を取得へ

総額85億5100万円の予定

Jリートの産業ファンド投資法人の資産運用を担う三菱商事・ユービーエス・リアルティは11月29日、物流施設2棟を計85億5100万円で取得すると発表した。工場・研究所3件と併せて実施する。

取得するのは、岐阜県各務原市の「IIF岐阜各務原ロジスティクスセンター」(延べ床面積1万6708平方メートル)と、広島市の「IIF広島西風新都ロジスティクスセンター」(4万560平方メートルを予定)。名称はいずれも取得後に変更する予定のもので、「岐阜各務原」は今年12月19日付で国内事業会社から23億4300万円、「広島西風新都」は2020年4月末付でSPC(特定目的会社)から68億7000万円でそれぞれ取得する。取得先の詳細は開示していない。

「岐阜各務原」は今年2月に完成。現在は澁澤倉庫が利用しており、今回の取得後も継続して入居する。近隣には今年7月に取得した「IIF岐阜各務原マニュファクチュアリングセンター」(用地部分)がある。

「広島西風新都」は20年4月末に完成する計画で、ネストロジスティクスが20年の定期建物賃貸借契約を結び、完成後に入居する。


「IIF岐阜各務原ロジスティクスセンター」の外観

IIF広島西風新都ロジスティクスセンター」の完成イメージ(いずれも三菱商事・ユービーエス・リアルティプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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