三省堂の「辞書を編む人」が選定
三省堂は12月4日、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2019』」の選考結果を発表した。
今年を代表・象徴する新語ベスト10の中で、宅配の荷物を自宅の玄関前など好きな場所で受け取ることができる「置き配」が第9位にランクインした。同社は選考結果に関連し「『泣き売(ばい)』や『やめ検』などと同じく、語構成の面で特筆すべきことば」との見方を示した。
ちなみに、第1位は新たな決済サービスの名称として頻繁に使われている「~ペイ」、第2位はラグビーファンなどの「にわか」、第3位は「あおり運転」がそれぞれ選ばれた。
併せて、同社の実際の辞書編者が国語辞典としての言葉を解説。「置き配」は「宅配する際に、品物を対面して渡すのではなく、指定された場所に置くことで配達すること。『―で玄関前を指定する』[再配達による時間や労力の無駄を防ぐために始められた]」となっている。
選ばれた新語の一覧※クリックで拡大
選考の模様(いずれも三省堂提供)
選考結果の詳細はコチラから