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PacPort、法人向けに宅配ボックスシェアの実証実験へ

PacPort、法人向けに宅配ボックスシェアの実証実験へ

期限付きQRコードで解錠、なりすまし受け取り防止

宅配の再配達抑制に取り組むPacPort(東京)は12月24日、法人向けの宅配ボックスシェアリングサービスの実証実験を、千葉県柏市で三井不動産が運営している新技術開発支援拠点「KOIL」で行うと発表した。

施設内のコワーキングスペースで働く人向けに、PacPortが開発した「スマートロック搭載IoT(モノのインターネット)シェアリング宅配ボックス」を設置。2020年1~3月に提供し、再配達の削減効果を確認する。12月から先行してモニター試験を進めており、その結果を踏まえて本試験に臨む。

Iotスマートロックは、インターネットの通販サイトで商品を購入した際、注文確認メールに記載された荷物の追跡番号を解錠鍵として使う仕組み。商品を投函、受け取る際にはバックカメラがボックス内を自動撮影し、瞬時に荷物写真を受け取る人のアプリに送るため、宅配事業者にとっても正しく投函した証明を自動的に行えるのがメリット。

商品を受け取る人は、専用アプリで荷物の配達状況を逐次確認可能。その都度発行される期限付きのQRコードでボックスを解錠することにより、なりすまして受け取るといった悪用を防ぐ。第三者に受け取りを依頼する際にもこのワンタイム解錠鍵を利用するため、セキュリティーにも配慮できると見込む。


設置した専用宅配ボックス


宅配ボックスシェアの仕組み※クリックで拡大(いずれもPacPort提供)

(藤原秀行)

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