エアロネクストの全国初「物流定期ルート」開設目指す実証実験やブルーイノベーションの事業も
神奈川県は12月24日、「ドローン(無人飛行機)前提社会の実現に向けたモデル事業」の第2弾となる12件を採択したと発表した。
このうち物流分野では、エアロネクストが発表した、全国初の「ドローン物流定期ルート」開設を目指し、実証実験を行うとともに、災害時の迅速な被災状況把握や救援物資搬送も検討する事業が選ばれた。
併せて、ブルーイノベーションが提唱した、山間部などで設備点検や物流などの課題解決を図る実験を行う事業も対象に含まれた。
県は各事業に対し、実施する場所の提供や関連法令の手続き確認、メディアを通じたPRなどで支援していく構え。
11月には第1弾として、災害発生時に被災地を空撮して状況調査や行方不明者捜索を図る事業など7件を採択済み。物流分野に焦点を当てた事業が選ばれたのは今回が初めて。
エアロネクストとACCESSが計画している宅配専用ドローン「Next DELIVERY」の量産機イメージ(エアロネクスト提供)
(藤原秀行)
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