ライフスタイル分野の物流需要獲得図る
日本通運は1月16日、イタリアのグループ3社を今年1月1日付で経営統合したと発表した。
対象はイタリア日本通運、2013年に買収した高級ブランド中心にアパレル関連のフォワーディングを手掛けるフランコ・ヴァーゴ、同じく18年に買収したファッションやライフスタイル関連の倉庫保管・配送を担うトラコンフ。イタリア日通に残る2社を統合した。
3社が持つノウハウを連携し、ライフスタイル分野の物流需要取り込み拡大を図る。新会社は従業員が約1200人で世界87拠点を構え、日通としては欧州で最大、グローバルでも米国に次いで2番目に大きな規模の現地法人となった。
現地で開催した統合セレモニーの様子(日本通運プレスリリースより引用)
(藤原秀行)