一般投資家らも参加可能、資金呼び込み図る
FUEL(フエル、旧クラウド・インベストメント)は2月4日、シーアールイー(CRE)グループと組み、インターネットを介して物流不動産に特化した投資資金を募るクラウドファンディングサービス「CRE Funding(CREファンディング)」の専用サイトを開設したと発表した。
FUELは機関投資家らが運用するファンドにサイト経由で一般の投資家らも投資できる不動産特化型のクラウドファンディングを普及させ、より幅広い投資資金を呼び込んで優良な物流不動産などの開発を後押しする構え。FUELとCREは2019年に資本・業務提携している。
サイトで登録の受付を開始した。登録に際してはFUELで口座開設の手続きが必要となる。CREファンディングでの第1号ファンドの詳細は2月中に開示する予定。
FUELは今後も厳格な審査をパスしたファンドごとにクラウドファンディングの専用サイトを立ち上げていく。当初は貸付型のクラウドファンディングでスタートするが、今後はエクイティなどの資金も受け付けることを視野に入れている。
(藤原秀行)※写真はCREが埼玉県上尾市で開発した「ロジスクエア上尾」(CRE提供)