商品は最大2キログラム、最小1センチメートルから対応可能
オカムラは2月4日、米ライトハンド・ロボティクス製のロボットピースピッキングシステム「RightPick2(ライトピック2)」を2月に日本国内で発売すると発表した。ライトハンドとパートナーシップ契約を締結した。
ライトピック2は既存の物流機器やWMS(庫内管理システム)と連携して商品のピッキングを行うタイプのロボット。機械学習で自律的に商品をピッキングできるため、事前に商品のマスター登録をする必要がなく、自動的にピッキングの精度も高まっていくのがメリット。物流現場などへの普及を目指す。
商品をつかむグリッパーは真空吸着カップと3本の指を組み合わせた独自の形状で、ロボットアームが高速で動いても商品を安定的につかめるほか、柔らかい物や独特の形状をした物もスピーディーかつ丁寧に取り扱える。
ピッキングは最大2キログラム、最小1センチメートルの物から対応可能という。処理速度は最大で1時間当たり1000個と設計している。
「ライトピック2」
(藤原秀行)