小型に引き続き、神奈川・藤沢で1台試験稼働開始
ヤマト運輸は2月14日、いすゞ自動車が開発した中型の商用電気自動車(EV)トラック「エルフEVウォークスルーバン」を配送用に導入したと発表した。環境負荷軽減とEV普及への貢献を図る。
ドライバーが車から降りずに運転席から荷台へ移ることが可能な「ウオークスルー構造」を踏襲している。まずは神奈川県藤沢市で試験的にⅠ台を同日稼働させた。車両は総重量4・97トン、最大積載量1・85トン。
ヤマトは昨年11月にも、独DHL傘下のストリートスクーターと共同開発した小型商用EVトラックを宅配に投入する方針を表明していた。
「エルフEVウォークスルーバン」
運転席から荷台へ直接移動可能(いずれもヤマト運輸提供)
(藤原秀行)