営業益32億円計上、流動化で先進的施設開発推進
SBSホールディングス(HD)は2月20日、傘下で不動産賃貸管理などを手掛けるエルマックス(東京)が持つ「長津田物流センター」(横浜市、延べ床面積4万3755平方メートル)の信託受益権40%を3月3日付で外部に売却すると発表した。
売却額や売却先などの詳細は開示していないが、今期(2020年12月期)に譲渡益約32億円を営業利益として計上する予定。
2018年にも同センターの信託受益権30%を売却していた。資産のポートフォリオを見直し、流動化することで3PL事業強化につながる先進的施設の開発を推進するのが狙い。同センターは今後もSBSグループが使用する。
(藤原秀行)