計118・9億円
Jリートのユナイテッド・アーバン投資法人の資産運用を担うジャパン・リート・アドバイザーズは2月26日、川崎市と千葉市で新たに物流施設計2件を取得すると発表した。
川崎市の「ロジスティクス東扇島」(地上4階建て、2008年完成、延べ床面積4万1949平方メートル)は3月19日付で52億9200万円を投じて信託受益権の準共有持ち分49%を取得する。同投資法人は既に51%を保有しており、100%に達する予定。
同投資法人は2016年に第三者企業(SPC)へ信託受益権の準共有持ち分49%を売却、共同で運用していたが、同企業から売却の打診があり、買い戻すことを決めた。SPCの詳細は相手の同意を得られていないとして、開示していない。
また、千葉市の「千葉みなと物流センター」の敷地部分(2万4466平方メートル)を2月28日付で購入する。取得予定価格は66億円。取得先は国内事業会社と説明しているが、相手が承諾していないことを理由に詳細は非公表。倉庫のテナント企業も公表していない。
「ロジスティクス東扇島」
「千葉みなと物流センター」(いずれもジャパン・リート・アドバイザーズプレスリリースより引用)
(藤原秀行)