新型コロナウイルス感染症への対応について

ESR、1~6月にグループ全体で新規賃貸契約90万平方メートル獲得

ESR、1~6月にグループ全体で新規賃貸契約90万平方メートル獲得

業績概要公表、稼働率は91%でコロナ禍でも好調

ESRは9月9日、2020年度上半期(1~6月、未監査)連結業績の概要を発表した。

グループ全体の収益は前年同期比26・9%増の1億9800万ドル(約209億8800万円)、調整後のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は20・6%増の1億5100万ドル(約160億600万円)に達した。AUM(運用資産残高)は31・1%増の265億3800万ドル(約2兆8130億円)となった。

新規の賃貸契約締結面積は100件以上で90万平方メートルとなった。アジア太平洋地域の主要都市で展開している物流施設では、利用面積ベースで6割がeコマース関係の事業者が占め、他にも3PL事業者らが入居。ポートフォリオ全体の稼働率は91%だった。

新型コロナウイルスの感染拡大で経済情勢が世界的に厳しくなっているが、eコマースの成長を中心とした物流施設需要が引き続き旺盛なことを示した。

6月末現在、ESRが保有している竣工済みと開発中の物件の総延べ床面積は1870万平方メートルに上り、開発用不動産も380万平方メートルとなっている。日本では今年6月に兵庫県尼崎市で、アジア太平洋地域で1棟の面積としては最大規模となる「ESR尼崎ディストリビューションセンター(DC)」(延べ床面積38万8570平方メートル)が完成した。

20年度下半期には、ESG(環境・社会・企業統治)を重視した5年計画を発表する予定。


「ESR尼崎DC」の外観(ESR提供)

(藤原秀行)

物流施設/不動産カテゴリの最新記事