再生PET原料を年間2万トン生産、近畿圏への配送効率化も図る
食品トレー最大手のエフピコは3月10日、兵庫県小野市に新たな工場用地を確保したと発表した。
同市内の産業団地で4万8000平方メートルの敷地を18億1500万円で落札した。新工場は再生PET原料や同原料を用いたエコAPET製品の食品トレーなどの生産を手掛ける。物流拠点を併設し、近畿圏への配送時間短縮とコスト抑制、災害発生時の事業継続と安定供給強化を図る計画。
新工場は再生PET原料の年間生産能力を約2万トンと見積もっており、グループ全体では約6万~8万トンに高められる見込み。
(藤原秀行)※写真はエフピコ資料より引用