コロナで逆風下のスタートも、観光客増加や物流円滑化に期待
那覇空港は3月26日、第2滑走路の供用を開始した。全長2700メートルで、発着回数が従来の年間13万5000回から約1・8倍の24万回まで増やせる見通しだ。24時間運用も可能となる
同日朝、第1号として中部国際空港からのスカイマーク機が到着した。新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に航空便の減便・運休が広がる中、厳しい逆風を受けての運用スタートとなった。地元の自治体や経済界は感染拡大が沈静化した後、沖縄への観光客増加や物流円滑化につながると大きな期待を寄せており、新規路線の誘致などに注力する方針だ。
第2滑走路(左側、内閣府沖縄総合事務局ウェブサイトより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)