改善サポート機能を利用可能に
クラウドベースの輸配送業務最適化サービス「Cariot(キャリオット)」と、同じくクラウドベースで配送経路最適化サービス「Loogia(ルージア)」を提供するオプティマインドは3月31日、新たな輸配送ルート最適化支援サービスを始めると発表した。
オプティマインドのAI(人工知能)を活用したルージアの最適化エンジンを「API連携」でキャリオットと共有。ユーザーがキャリオットのサービス上で、実際に走ったルートとAIが最適化したルートを比較できるようにするなど、改善をサポートするための機能を使えるようにする。
両社は「熟練の配車係によって属人化していた配送ルートを継承したり、これまで走行ルートはドライバー任せにして、新人ドライバーと熟練ドライバーの生産性のばらつきが生じている企業の配送効率を向上したりと、持続可能な配送ルート改善のPDCAサイクルを実現する」とメリットを強調している。
新たなサービス画面(両社提供)
(藤原秀行)