配車担当者との接触機会減らし、コロナ感染拡大防止に寄与狙う
ライナロジクスは4月9日、AI(人工知能)を活用した完全自動配車システム「LYNA CLOUD(ライナクラウド)」の利用企業向けに、オプションの「ドライバー向けスマホ配信機能」を同日から年内いっぱい無償で提供すると発表した。
同機能はシステムで作成した配送計画をドライバーがスマートフォンやタブレット端末で確認、人を介さずに直接業務指示を受け取ることができる仕組み。新型コロナウイルスの感染拡大で東京など7都府県に緊急事態宣言が出ており、同社が本拠を置く千葉も含まれている。オプションを普及させ、配車担当者とドライバーが接する機会を減らし、感染拡大防止に寄与したい考え。
オプション利用の申し込みは同日から5月末まで受け付け、1契約につきドライバー20人分まで無料で利用可能とする。
ライナクラウドのイメージ(ライナロジクス提供)
(藤原秀行)