コロナ拡大で事業環境悪化
スカイマークは4月15日、東京証券取引所への再上場申請を取り下げることを決めたと発表した。
新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大し、航空便の需要が急速に落ち込んでいることや、株式市場の混乱が続いており株価上昇が期待しづらいことなどを踏まえ、方針を転換した。
同社は2015年1月、民事再生法の適用を申請して経営破綻。その後、企業再建ファンドのインテグラルなどの支援を受けて再建を果たし、2019年10月に東証へ再上場を申請していた。方針転換で再上場は早くても20年後半以降にずれ込む見通しだ。
(藤原秀行)