日本通運、サントリーの鳥取配送センターで自動フォークリフト導入

日本通運、サントリーの鳥取配送センターで自動フォークリフト導入

国内3例目、5人分相当の入庫作業量を担当

日本通運は4月16日、サントリーグループが鳥取県江府町に展開している配送センターで、磁気誘導方式の自動フォークリフト(AGF)を導入したと発表した。

既にサントリーグループもプレスリリースを公表している通り、同グループのサントリーMONOZUKURIエキスパートと共同で、既存倉庫でも実現可能な自動化技術を取り入れた作業省力化の検討を進めており、AGFの導入に行き着いた。

日通が2019年7月から札幌市の札幌支店で稼働させているAGFと同方式のもので、今年1月に静岡県で利用をスタートしたレーザー誘導方式のものと合わせて、国内で3例目のAGF運用開始となる。

同センターでは倉庫の限定された区画約3000坪で、7台のAGFに転送された顧客からの入庫データを踏まえ、段ボールをパレットに自動で積載するパレタイザーから搬出される製品を入庫ロケーションに移動する入庫作業を実施。AGFは充電電極が床に埋め込まれた充電ポイント上を通過すれば常に充電された状態が保つことができる仕組みで、継続して稼働できる環境を整えている。

今回のAGF活用で、5人程度で行う作業量に相当分の入庫過程を自動化できるという。


導入したAGF(日本通運プレスリリースより引用)
https://www.nittsu.co.jp/press/2020/20200416-2.html
の写真を2枚とも使ってみてください

(藤原秀行)

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