コロナ感染拡大阻止へ広域移動抑制、SA・PAのテナントに営業自粛要請も
東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社と本州四国連絡高速道路会社、宮城県道路公社は4月22日、大型連休中(4月29日~5月6日)に新型コロナウイルスの感染拡大へ広域の移動を抑制するため、ETC利用者を対象とした休日割引の適用を除外すると発表した。
土日祝日に該当する4月29日と5月2~6日に通行しても3割引きを行わない。
併せて、SAとPAでレストランや土産品コーナーを営業しているテナントに対し、期間中の営業自粛を要請したことも明らかにした。物流に支障を来さないため、ガソリンスタンドやシャワー設備などは通常通り運営する。
赤羽一嘉国土交通相は4月21日の閣議後記者会見で、高速道路会社に大型連休中は休日割引を適用しないことなどを検討するよう指示する意向を示していた。5社とも国交省の要求を受け入れ、感染拡大防止に協力することにした。
(藤原秀行)