より高い精度で必要な情報の収集、対応が可能に
危機管理SaaSを提供するSpectee(スペクティ)は6月6日、グローバルサプライチェーンのリスク情報を一元管理する機能を刷新し、全世界のニュース情報を基にしたリスク情報アラートとリスク分析を実行する機能を新たに追加したと発表した。
サプライチェーンのリスク管理サービス「Spectee SCR(サプライチェーン・レジリエンス)」、総合リスク情報サービス「Spectee Pro」を通じて提供し、いずれのサービスのユーザーもより高い精度で必要な情報を収集、分析できるようになると見込む。
同社はSNSや公的機関の情報、気象データ、交通情報などから世界中のリスク情報を収集して一元管理し、影響製品を自動的に把握するのに役立ててきた。一方、これまでの情報ソースでは覚知できないリスク情報や、より信頼性の高い情報へのニーズ、さらに情報の重要度の判断といった理由から報道機関が配信する「ニュース」についても取得を希望するニーズが高まっていた。
そうした状況を踏まえ、グローバルで発生するサプライチェーンのリスク情報について、全世界の報道機関が配信する「ニュース」についても情報ソースに加え、前述の両サービスを通じて配信し、リアルタイムなアラートやサプライチェーンへの影響分析に対応することにした。
(藤原秀行)