【新型ウイルス】東海運、「想定超える極めて厳しい事業環境」と現中計の業績目標を引き下げ

【新型ウイルス】東海運、「想定超える極めて厳しい事業環境」と現中計の業績目標を引き下げ

コロナ感染拡大や東京五輪延期などの影響考慮

東海運は5月21日、2018~20年度を対象とする現行の中期経営計画に関し、連結業績の目標数値を引き下げると発表した。

最終年度となる21年3月期の営業収益(売上高に相当)は従来の440億円から414・5億円(20年3月期実績420億円)に、経常利益は10・5億円から6・8億円(同4・8億円)にそれぞれ下方修正した。

同社は理由について「人手不足や海上コンテナ蔵置スペースのひっ迫によるコストの増加、新型コロナウイルス感染症・東京五輪延期の影響による企業の生産・販売活動縮小を背景とした貨物の減少と競争の激化などにより、想定を超える極めて厳しい事業環境となる見通し」と説明している。

(藤原秀行)※写真はイメージ

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