市場シェア低下、「28年までは継続」と説明
三菱ふそうトラック・バスは5月28日、米国とカナダで新車の販売事業を終了すると発表した。
両国での販売台数が落ち込み、市場シェアも低下しているため、事業体制を見直す。在庫がなくなり次第、新車販売を取りやめ、販売店で既存車両の整備や部品供給などのサービス提供に特化する。同社は「2028年まで確実に保証修理、保守サービスや部品交換を提供できるよう現地法人と連携していく」と説明している。
北米市場では今後、グループの独ダイムラーがトラック販売を展開していく見通し。
(藤原秀行)