三菱商事都市開発物件を1棟借り、食品メーンに展開
首都圏を地盤とする物流企業の東京ロジファクトリー(東京・東大和市)は6月1日、埼玉県鶴ヶ島市で新たな物流拠点「鶴ヶ島物流センター」を開設したと発表した。三菱商事都市開発の「MCUD鶴ヶ島」を1棟借りしている。
施設は地上3階建て、延べ床面積は6276坪。関越道の鶴ヶ島ICから約3・2キロメートルで、圏央道にも近く、首都圏全域へのアクセスに強みを持つ。東武東上線の若葉駅から1・1キロメートル、徒歩13分で労働力確保にも優位性がある立地となっている。
取り扱いは食品がメーンで、2階には空調設備を導入し、28度以下で保管できるよう配慮。流通加工場の作業用空調としても活用できる。荷物用エレベーターは各階両面開き、防火シャッターは電動式を採用している。
「鶴ヶ島物流センター」の外観(東京ロジファクトリープレスリリースより引用)
(藤原秀行)