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神戸・六甲山で「ドローン混載物流」の実証実験を6月18日に実施へ

神戸・六甲山で「ドローン混載物流」の実証実験を6月18日に実施へ

市とトルビズオンが正式発表、22年のサービス本格開始視野

神戸市とドローン(無人航空機)の安全飛行支援を手掛けるスタートアップ企業のトルビズオン(福岡市)は6月12日、神戸市内の六甲山でドローン物流の実証実験を6月18日に実施すると正式発表した。

最大積載量10キログラムのドローンがあらかじめ設定した飛行ルートをGPSも使いながら自律飛行し、山上と市街地を結ぶ。勾配がきつい山上まで食品や飲料などの生活必需品、医薬品、神戸市の広報物などを無事に運べるかどうかを確認する予定。異なる種類の品物を混載して安全に輸送できるかどうかもチェックする。

実験には市とトルビズオンのほか、セイノーホールディングス、ドローンの機体開発を手掛けるSkyDrive(スカイドライブ)、ソフトバンク、成ワ薬品、阪急阪神百貨店(神戸阪急)も参加する。市とトルビズオンは2022年にドローン物流のサービスを本格開始させることを視野に入れている。

市は六甲山上でオフィスとして使える遊休保養所を割安で紹介したり、高速通信網を整備したりして、スタートアップ企業やクリエイターなどを誘致する「六甲山上スマートシティ構想」を打ち出している。ドローン物流を確立し、構想拡大につなげていきたいとの思惑がある。

トルビズオンは土地所有者とドローンユーザーが上空の利用権を取引できるようインターネットで仲介する同社の独自サービス「sora:share(ソラシェア)」を展開している。今回の実証実験でも同サービスを通じて地権者の同意を得たルートをドローンが通る計画で、同サービス普及に弾みを付けたい考えだ。


ソラシェアの概要※クリックで拡大


実証実験のドローン飛行予定ルート(いずれもトルビズオン提供)※クリックで拡大

(藤原秀行)※写真は今年2月にトルビズオンなどが茨城県つくば市で行ったドローン物流の実証実験の様子

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