佐川グローバルロジ、札幌と埼玉・久喜に物流センターを7月1日開設

佐川グローバルロジ、札幌と埼玉・久喜に物流センターを7月1日開設

大和ハウスと東京建物の施設に入居、近隣営業所と連携

SGホールディングス傘下で3PL事業などを手掛ける佐川グローバルロジスティクス(SGL)は6月25日、札幌市と埼玉県久喜市に新たな物流センターを7月1日開設すると発表した。

いずれも近隣のSGLの既存センターが存在しており、繁忙期に保管スペースや作業スタッフを共有、融通し合うことで顧客の物流安定化を図る構想を立てている。佐川急便の近隣事業所とも連携、輸配送のリードタイム短縮などにつなげる構えだ。

札幌市の「東雁来営業所」は地上2階建て、倉庫と事務所で計1706坪。大和ハウス工業の物流施設「DPL札幌東雁来」に入居する。札樽道の雁来ICから2・5キロメートル、道央道の札幌ICから4・1キロメートルで、道内各エリアへのアクセスに強みを持つ立地となっている。

埼玉県久喜市の「久喜菖蒲営業所」は地上4階建て、倉庫と事務所で計4717坪。東京建物が初めて自社で開発した物流施設「T-LOGI久喜」を利用する。東北道の久喜ICから2キロメートル、圏央道の白岡菖蒲ICから3・4キロメートルで、首都圏や東北エリアへのアクセスに優位性がある。


「東雁来営業所」が入る大和ハウス工業の物流施設


「久喜菖蒲営業所」が入る東京建物の物流施設(いずれもSGL提供)

(藤原秀行)

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