情報システムも連携、効率的な商品管理図る
ロコンドは6月26日、ワールドの100%子会社でファッションのECサイト「FASHIONWALKER」などを展開しているFashionwalker(ファッションウォーカー、東京)を7月20日付で買収するのに伴い、8月末をめどに千葉県八千代市の物流拠点へファッションウォーカーのスタッフや在庫を移管すると発表した。情報システムも連携させる。
ロコンドは主軸の靴に加えてアパレル領域のEC強化を目指しており、3億円でファッションウォーカーの全株式を取得、グループに組み入れて事業基盤の拡充を図る。ロコンドは従来、「ロコンド」「ロコモール」「BOEM(ボエム)」のECサイト3種類を展開しており、ファッションウォーカーが4番目として加わる。靴以外の取り扱いが全体の5割を超える見込み。
ロコンドは今年4月に完成した日本GLPの物流施設「GLP八千代Ⅱ」(延べ床面積5万4558平方メートル)を専用施設として利用しており、2021年に近隣で完成予定の「GLP八千代Ⅲ」にも入居する計画。両施設を一体的に運営し、ファッションウォーカーの商品在庫も効率的に管理、迅速な出荷を実現したい考え。
「GLP八千代Ⅱ」の外観(日本GLP提供)
(藤原秀行)