3棟で計1・98平方メートル、09年9月完成
Jリートの産業ファンド投資法人の資産運用を手掛ける三菱商事・ユービーエス・リアルティは7月27日、神奈川県寒川町の物流施設を8月12日付で取得すると発表した。取得予定額は73億8000万円。当該施設は「IIF湘南ロジスティクスセンター」と呼称する。
本棟は地上3階建て、延べ床面積は1万9573平方メートルで、平屋建ての付随する危険物倉庫など2棟を併せると1万9823平方メートルとなる。いずれも戸田建設が自社開発して2009年9月に完成。スズケンが1棟借りし、「神奈川物流センター」として運営している。近隣には化学メーカーの工場などが立ち並ぶ。
三菱商事・ユービーエス・リアルティは同施設が圏央道の寒川南ICから約1キロメートルで、東名高速道路や中央自動車道など基幹道路へのアクセスにも強みを持ち、周辺に住宅地が存在し労働力確保に優位性があることなどを重視した。
「IIF湘南ロジスティクスセンター」(三菱商事・ユービーエス・リアルティプレスリリースより引用)
(藤原秀行)