横浜市内の店舗で実施、旅客機など向けにも応用
ファミリーマートとミドリムシ培養などを手掛けるベンチャーのユーグレナは7月31日、横浜市内のファミリーマート店舗で回収した廃食油を原料の一部に用いた「バイオディーゼル燃料」を、8月下旬からファミリーマートの配送車両に使う取り組みを始めると発表した。
回収した廃食油をユーグレナが横浜市鶴見区に構えているバイオ燃料製造実証プラントで再利用。微細藻類油脂と混ぜ合わせてバイオ燃料を生み出す。
ファミリーマートは5月から横浜市内の一部店舗で月300リットルの廃食油を回収、ユーグレナに提供している。9月以降、この廃食油を旅客機などに用いるバイオ燃料の原料として使う計画だ。
(藤原秀行)