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物流施設開発に新規参入のアライプロバンス、千葉・浦安の「鉄鋼団地」内で第1号物件建設に本格着手

物流施設開発に新規参入のアライプロバンス、千葉・浦安の「鉄鋼団地」内で第1号物件建設に本格着手

現地で地鎮祭実施、竣工前100%契約獲得に自信

物流施設開発に新規参入した総合不動産業のアライプロバンスは8月7日、物流施設の第1弾案件となる千葉県浦安市の「(仮称)浦安市港物流センター」の地鎮祭を現地で執り行い、建設に本格着手した。

新施設は東京ディズニーリゾートに程近い同市港地区で、鉄鋼の流通・加工に特化した産業団地「浦安鉄鋼団地」の一角に立地しており、地上4階建て、延べ床面積3万4567万平方メートルを計画。竣工は2021年10月を見込む。最大4テナントが利用できる設計とする。首都高速道路湾岸線の浦安ICから約3キロメートル、JR東京駅から20キロメートル圏内と利便性の高いエリアに位置している。

開発のパートナーを務めているシービーアールイー(CBRE)によれば、新施設開発エリアは都心に近く物流施設用地としては非常に価値が高いが、面積が限られていることなどからこれまで用地の供給がなく、浦安市で大規模な賃貸物流施設が建設されるのは08年以来という。都市型物流施設にふさわしいスタイリッシュな外観とするほか、施設の敷地内にバス待合所を整備するなど、働きやすさに配慮する方針。

アライプロバンスは1903年創業の金属加工業「新井鉄工所」が前身。油井管の継ぎ手(カップリング)を得意としてきたが、経営環境の変化などを踏まえ16年に工場の稼働を終了。保有している不動産を生かした総合不動産業への転換を進めている。新施設も新井鉄工所時代の工場跡地を有効活用する狙いで開発に着手した。

同社の新井嘉喜雄社長は地鎮祭終了後、現地で記者団に対し「開発計画を発表して以降、非常に反響がある。最初の大きなプロジェクトなので全精力を掛けて必ず成功させたい」と意気込みを語った。

新井太郎専務は「(竣工前の100%契約獲得に)自信を持っている。施設に勤められる方々が幸福感を持って働いていただけるような施設にしたい」と強調、就労環境向上へ施設内の空調整備などに配慮する意向を示した。


「(仮称)浦安市港物流センター」の完成イメージ(アライプロバンス提供)※以下、クリックで拡大


開発予定地


かつての工場の名残りを展示


地鎮祭で鍬入れする新井社長


記者団の取材に応じる新井社長(右)と新井専務

(藤原秀行)

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