アスクル、物流センター2カ所で再生可能エネルギー発電の電気を導入

アスクル、物流センター2カ所で再生可能エネルギー発電の電気を導入

グループ全体で使用量の34%を切り替え

アスクルは8月11日、新たに物流センター2カ所で再生可能エネルギーを活用して生み出した電気を導入したと発表した。

対象は横浜市の「ASKUL Logi PARK横浜」と、子会社のASKUL LOGISTが東京・新木場で運営している「新木場物流センター」。ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)が提供している「グリーナでんき」の利用を始めた。

アスクルはグループ全体で電力使用量の34%を再生可能エネルギー由来のものに切り替えたと説明している。今後も物流センターへ順次導入していく計画。

同社は2017年、事業運営に必要な電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的な運動「RE100」と、事業活動で使う自動車などを100%ゼロエミッションにすることを目指す「EV100」に加盟した。「RE100」に関しては中間目標として25年までに本社と物流センターの再生可能エネルギー利用率を100%に、最終目標は30年までに子会社を含めて100%とすることを宣言している。今回の措置もその一環。

「EV100」は16年にラストワンマイルを担う配送車両への電気自動車(EV)採用をスタートした。30年までに事業所や配送からのCO2排出をゼロとすることにも取り組んでいる。


「グリーナでんき」(アスクルプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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