9月末で完全子会社化予定、ラストワンマイル機能強化図る
丸和運輸機関は8月20日、首都圏を地盤としてEC物流を手掛ける日本物流開発(東京都板橋区東坂下)を買収すると発表した。
8月31日付で株式の51・3%(議決権ベース)を川底孝一郎社長らから取得するとともに、株式交換で残りも取得、9月末で完全子会社化する予定。新型コロナウイルスの感染拡大でEC利用が拡大していることも踏まえ、丸和運輸機関が注力しているラストワンマイル配送の機能強化を図る。取得額は開示していないが、数億円とみられる。
日本物流開発の2020年5月期の売上高は35億円、営業利益は5100万円だった。
(藤原秀行)