2800億円、関東・関西の先進物流施設11件をポートフォリオに組み込み
※ファンドを組成したのは日本GLPではなく、GLP本体でした。関係者各位に深くおわび申し上げます
GLPは8月25日、物流施設を投資対象とする日本最大規模のオープンエンド型私募ファンド「GLP Japan Income Fund(JIF)」を設立したと発表した。
運用資産の規模は2800億円。関東と関西の先進的機能を有する物流施設11件をポートフォリオに組み込んでいる。
JIFへ資金を拠出しているのは年金基金、保険会社などの金融機関、政府系ファンドを含んでおり、中長期で投資をする機関投資家らがメーンとなっている。GLPは大多数が初めてGLPに投資すると説明している。
11件は全て満床で稼働中。このうち6件はLEED 認証(プラチナおよびゴールド)を取得している。
日本GLPの帖佐義之社長は「JIF 設立は弊社のビジネスにとって重要なマイルストーンであり、アセットマネージャーおよびデベロッパーとしての GLP の強みと実績に裏打ちされたもの。お客さまからのニーズは引き続き旺盛で、日本の物流不動産業界のイノベーションを推進する象徴的な開発を行っていくことで、今後も業界を牽引するような施設づくりを継続する」とコメントしている。
(藤原秀行)