岐阜と愛知の2カ所で開発計画
センコーグループホールディングス(GHD)は8月27日、環境に配慮した「グリーン物流」を推進する新拠点の建設資金に充当するため、グリーンボンド(環境債)を発行すると発表した。
総額は100億円、発行時期は今年9月をそれぞれ予定。発行年限は5年とする方向だ。主幹事は大和証券、幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券がそれぞれ務める。
対象となるのは「岐阜羽島PDセンター」(岐阜県羽島市)と「湾岸弥富PDセンター」(愛知県弥富市)。前者は延べ床面積3万500平方メートル(うち倉庫2万6400平方メートル)で2021年4月の開設、後者は4万4739平方メートルで22年4月の開設をそれぞれ計画している。自家消費型太陽光発電パネルを屋上に設置するなど、CO2排出削減に取り組む方針だ。
「岐阜羽島PDセンター」の完成イメージ
「湾岸弥富PDセンター」の完成イメージ(いずれもセンコーGHDプレスリリースより引用)
(藤原秀行)