大和ハウス工業、マレーシア・クアラルンプール近郊で2万平方メートルのマルチテナント型物流施設に着工

大和ハウス工業、マレーシア・クアラルンプール近郊で2万平方メートルのマルチテナント型物流施設に着工

同国2棟目、21年8月末完成予定

大和ハウス工業は9月1日、マレーシアのクアラルンプール近郊で、マルチテナント型物流施設「D Project Malaysia Ⅱ」(DプロジェクトマレーシアⅡ)に着工したと発表した。同社がマレーシアで物流施設を開発するのは2棟目。

敷地面積は2万8660平方メートル、延べ床面積は1万9966平方メートルを計画。2021年8月末の完成、同9月の入居開始を想定している。

マレーシア第1号案件の物流施設に隣接し、クアラルンプール中心部から南西へ約27キロメートル、クアラルンプール国際空港から北へ約40キロメートルのエリアに位置している。周辺はシャー・アラムの工場や物流施設が立ち並んでいる。

4テナントの入居が可能で、1区画当たり約4000平方メートルから利用できる設計とする。総事業費は約11億円の見込み。

大和ハウスは現在、マレーシアのほか、ベトナムやインドネシア、タイでも物流施設事業を展開している。


「DプロジェクトマレーシアⅡ」の完成イメージ(大和ハウス工業提供)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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