LLP契約を想定、週内にも正式発表へ
※12時過ぎに配信した記事を差し替えました
DHLサプライチェーンが、OKIから物流事業を包括的に受託する方向で最終調整していることが分かった。
OKIグループの製品配送などを手掛ける子会社2社が保有している物流施設や車両といったアセットを活用して現場オペレーションの抜本的な効率化をサポートする「LLP(リード・ロジスティクス・プロバイダー)」として契約する見通し。週内にも正式発表するとみられる。
DHLサプライチェーンは2013年にも、コニカミノルタとLLPの契約を締結、物流業務を包括的に受託し生産性向上などで成果を挙げている。DHLサプライチェーンは精密機器などの取り扱いを得意としており、OKIと連携することでノウハウを蓄積、事業をさらに拡大する狙いがあるようだ。
(藤原秀行)