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タカタの事業継承会社、シートベルトの安全基準データ改ざんか

タカタの事業継承会社、シートベルトの安全基準データ改ざんか

滋賀の工場から出荷、国交省が調査指示

エアバッグの欠陥問題で経営破綻した自動車部品大手タカタの事業を承継したジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン(JSSJ、東京)が、道路運送車両法で定めている強度の基準を満たさないシートベルトを自動車メーカーに出荷していたことが明らかになった。同社内の品質検査でデータを改ざんした疑いが浮上しており、国土交通省が実態調査を同社に指示した。

問題があったのはJSSJの滋賀県彦根市の工場から出荷した製品の一部。JSSJは過去20年にわたる製品の安全試験などの入手可能なデータを検証している。JSSJによると、現時点で調査対象期間における当該製品の不具合は確認されていないという。問題の製品を出荷した時期などの詳細は現時点で不明。

JSSTは国内のシートベルト市場でシェアトップ。主要メーカーが製品を採用しているため、今後大規模なリコール(回収・無償修理)に発展する可能性がある。JSSTは「お客さまをはじめとする皆さまに、多大なご心配・ご迷惑をお掛けしていることを深くおわび申し上げる。迅速に本件を解明するよう注力し、原因を究明するとともに適切な対応策を実施する」とのコメントを発表した。

(藤原秀行)※写真はイメージ

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